とうきょう年子日記

東京で年子を育てています

我が家のねんトレ事情~ねんトレ信者だったけれども~

皆さんは子どもの寝かしつけはどうされてますか?

我が家は、長女は次女の妊娠をきっかけに本格ねんトレを始めました。寝つきはよかったのでゆるねんトレくらいしかしてなかったのですが(規則正しい生活、夕方から照明を暗めにする等)、8ヶ月あたりから夜泣きがひどくなったのをきっかけにねんトレ開始。結果、大成功をおさめ、 親子別室でベッドに寝かせたらすぐに、かつ夜通し寝てくれるようになりました。ねんトレってすごい!と周りの人にもオススメしていました。

 

が、長女が1歳8ヶ月くらいの頃にベビーベッドを卒業したら、雲行きがかなり怪しくなってしまい……結論から言うと、今長女は添い寝で寝かしつけしてます。もはやねんトレとはなんだったのかレベルです。

今日はそんな我が家のねんトレ事情について書きたいと思います。

 

長女の寝かしつけが必須になった経緯

年子を育てている我が家には、かつてベビーベッドが2台ありました。1台は長女誕生時に買った標準サイズのベビーベッド、もう1台は次女誕生時にレンタルしたミニベビーベッドです。

ベビーベッドの使用月齢は2歳まで。2歳頃になったら長女はベビーベッドを卒業し、次女にお下がりしようと考えていたため、そのつなぎで次女用にミニベビーベッドをレンタルしました。

でも今思えばここでケチらずに標準サイズのベビーベッドをレンタルし、1年くらいしっかり使えば良かったのかもしれません…。我が家のねんトレ神話が崩壊したのは、長女のベビーベッド卒業がきっかけだったので。

 

次女が4ヶ月、長女が1歳8ヶ月頃、次女のベビーベッドが窮屈になってきたので、予定を早めて長女のベビーベッド卒業を決めました。

日本では添い寝が主流なのかベビーベッド卒業後に子どもひとりで寝ているケースがなかなか見つからず、どうやって寝かせようかかなり悩みました(添い寝じゃない人ホントみんなどうしてるんだろう)。

キッズ用のベッドがそもそもそんなに販売していないような気がします。長女は寝相が悪いので柵がないと落ちてしまうのですが、柵があるベッドがなかなか見つからず、そもそも我が家は間取りの問題で将来的には子どもは2段ベッドかなと思っていたため、2段ベッドを今買うかどうするかともんもんと悩む日々。でも2段ベッドの下の段も2歳から使えるようなものがなく、安全性を考えると、もういっそベッドはやめて布団にしようかと考えるようになりました。サイズ的にはベビーベッドサイズでまだいけそうだと考え、ベビー布団用のすのこマットとベビー布団を用意し、今までベビーベッドを置いてあったところに布団を敷いて寝かせることにしました。

 

ねんトレを始めた頃はハイハイだった長女も、今では歩いたり走ったりするわけで、夜布団に寝かせても扉を開けて部屋を出てきてしまうのではないかという懸念がありました。最初の2週間は何事もなく過ぎ、やはり1人で寝付くスキルは有用だなぁなんて呑気に考えていました。が、懸念していた事態が突然発生。おやすみと言って親がドアを閉めた後、ガラッと開けて長女がやってくるではありませんか!!!

何度繰り返しても、というか、それ以降は親がそばを離れるだけで泣いてしまうようになってしまいました。これが我が家の添い寝で寝かしつけの始まりです。

扉を閉めてしまえばいいのかもしれません。でも閉じ込め系は物心着いた長女にはあまりにも可哀想で出来ませんでした。ちょうどジーナ式の幼児編が出たので参考にしてみましたが、夜中そばを離れるだけでも大泣きするので諦めました。

今までは10分で終わった寝かしつけが、まさかの平均1時間もかかるようになってしまいました…。

しかも寝付いた後、そっと子供部屋を出て夫婦の寝室に戻ると、真夜中突然目を覚まして親が隣にいないことを知るとすぐに泣きながら走ってくるようになりました。今まで親が隣にいなくても平気で寝てたのに、急に、です。

 

正直どうしてこうなったのかよくわかりません。原因は色々あったと思います。ベッドがなくなったこともそうですし、物心つき始めて妹の存在に気づきなにか思うことがあったのかもしれませんし…。とにかく原因がわからない以上、対処法がわかりません。親は快適なベッドでの就寝を諦めて、その場しのぎの煎餅布団で添い寝する毎日。先の見えない戦いの始まりでした。

 

ねんトレは役に立たないのか?

長女の突然のねんトレ卒業と並行して発生していたのが次女の夜泣き問題です。やはり生後8ヶ月頃から夜泣きが始まりました。

長女の一件があって、ねんトレは成功しても終わりがくることもあると知ってしまった私は、正直次女のねんトレには消極的でした。

次女は完母だったので、夜泣きしてもとりあえず授乳すれば寝てくれたこともあり、いつか夜泣きはおさまるだろうし、授乳で済むならそれでよいと考えていたからです。

1ヶ月くらいは泣いたら授乳の生活を続けていたのですが、どんどん夜泣きがひどくなってきてしまい……ある日、授乳して寝ても15分後には起きて泣くというのを何ターンか経験して、あ、もうねんトレしようと思いました。

ねんトレ賛成派の夫が「長女の件でわかるように、たしかにねんトレ効果は永久ではないのかもしれないが、少なくとも1年くらいは親も子も夜が楽になる。恩恵が受けられる」と言っていたのですが、まさにその通りだと思いました。15分後に起きて授乳し続けるというのは、心身ともにかなり辛かったです。

 

次女のねんトレは予想より遥かにスムーズでした。基本的には長女の時とやることは同じですが、本人の元々の才能?も大きいと思いました。新生児期からよく寝る子でしたので…。

本当ならきちんと手順を踏まないといけないのでしょうが、気力がなくて授乳で寝落ちさせてしまったこともあるほどのゆるねんトレでした。

 

やはり、ベッドに寝かせたらひとりで寝てくれるというのは楽だし、心に余裕が出来ました。ねんトレの効果はずっと続く訳ではないけれど、少しでも心に余裕ができるというのは、何かと追われがちな育児での大きなメリットだと感じました。

 

長女と次女の現在

長女は親とおなじ寝室で、次女は親と別の部屋でベビーベッドで寝ています。長女は寝相が激しすぎてベビー布団からはみ出すので、新たにシングルベッドを買いました。夫婦のダブルベッドにシングルベッドをくっつけて親子で寝ています。柵がないとベッドから落ちてしまうのでは、と心配しましたが、ベッド2台分がちょうど部屋の幅ぴったりで、壁が柵代わりになっています。

長女は、一緒に寝るようになったら真夜中に起きることはほぼ無くなりました。情緒がかなり安定しました。

次女は今のところは1人で朝までぐっすり寝てくれていますが、長女と同じく、物心ついたら一緒に寝たいという日がくるのかもなーと思っています。その時どうやって寝ようかな〜悩むところです。

が、子どもを産んでから予想通りに物事が運んだことがないので、その時がきたら都度都度考えていくしかなさそうです。