とうきょう年子日記

東京で年子を育てています

年子妊娠でつらかったこと、よかったこと

東京で年子姉妹育てているミッチです、こんにちは。

 

長女と次女の年の差は1歳4ヶ月です。二学年離れた年子になります。

 

次女の妊娠中、2人目妊娠について周りの人の反応はそれぞれでしたが、きょうだいを考えてる人からは「羨ましい!」と言われることが多かったです。

逆に、2人目を考えていない人たちからは「す、すごい…」とよく驚かれました。

というか、私も自分が妊娠するまでは「年子すごい!私には絶対無理…」と言っていた1人でした。(正直今も無理って思ってますw)

 

最近会った妊娠中の友人が「早く2人目が欲しい。なんなら年子でも」と言っていたのですが、自分が年子を妊娠してみて思うのは、正直ほかの人には年子妊娠はオススメしないなあということです。

Twitter上で連続育休はキャリアがウンタラカンタラ~だから年子か双子で産みたいというのも見ましたが、そういうのを鑑みてもやはり私はオススメはしません。

年子妊娠は色々と負担が大きい、今日はそんな話をしたいと思います。

 

つらかったこと

つらい①体が戻りきっていない

第2子妊娠が判明したのが娘が生後8ヶ月=前回の出産から8ヶ月なので、そもそも自分の体が元に戻りきっていないように感じました。というか、その頃になって、ようやく育児にも慣れてきたし、体も元に戻りつつあったというべきか。

妊娠がわかるとすぐに妊娠のひとつめの山場、もしかしたら人によっては妊娠期間中もっともつらい時期であるつわり期がやってきます。つわり期を乗り越えるのに健康な体は必須。心身ともにベストコンディションな時期を考えると、年子はやはりしんどいと思います。

 

つらい② 上の子の抱っこ必須

お腹が目立つようになるにつれ、抱っこ紐での長い移動は避けるようになりましたが、家や児童館ではフツーに娘を抱っこしてました。臨月でも抱っこは避けられません(さすがに臨月は少し抱き上げただけでお腹が痛くなるので、ほどほどにしてましたが…)。

1歳前後だと、ホントに日常の些細な時に抱っこ必須なんですよね。ハイチェアに座らせたり、危ない所から移動させたり、ベビーサークルに入れたりだしたり(扉付きのベビーサークルにすればよかったと心から後悔)。屈んでは立って上げ下ろしする動作が多かったのでそれもまた辛かったです。

安定期頃でもお腹が張って痛かったので、張りどめを服用しながら乗り切ってました。これはわりと2人目妊娠あるあるっぽいですね。色んな場面で子育ての先輩方から「私も張りどめ飲んでたよ!」と伺いました。

初産の時は大根キャベツですら重くて持てないと思っていたのに、2人目はそうも言ってられないなぁと思いました。

 

つらい③離乳食とオムツ替え

つわり期の離乳食とオムツ替えは死ぬほど辛かったです。匂いがもう耐えられなくて……。夫が自宅にいる時は極力お願いしていましたが、いない時はそうも言ってられません。

正直、仕事だったら休めばなんとかなる面がありましたが、育児は休めないのが本当に辛かったです。人間ひとりの衣食住全てのしかかってるのキツい。

一時保育をうまく利用出来ればよかったのですが、事前に登録が必要だったり、1か月前の予約必須だったりして、本当にキツイ日に利用できないんですよね…。

 

逆に少ないながらもあった良かったことは以下の通り。

 

良かったこと

良かった①つわり期外に出なくても良かった

つわり期は上の子はまだあんよができないので、子どものために無理に外に出なくても良かったということでしょうか。

2歳差くらいになると、ちょうどつわり期と子どものあんよの時期がぶつかるので、動き回りたい子どもを追いかけるのはなかなかしんどいと思います。

4歳差くらいになれば、幼稚園か保育園に通い出しているのでもう少し楽出来そうですが、言葉が達者になっている分要求も多くて辛そうだな、と思います。逆にこちらの言うこともきちんと聞いてくれるというメリットもありそうですが…。

 

良かった②妊娠中の自分の変化を受け入れやすい

妊娠出産は毎回同じではないとはいえ、毎年妊娠しているので、この先どんなことが待っているのか大体予測できたのは良かったです。

ああ、1人目の時は悪阻はこうやって乗り越えたな、そろそろお腹が出てくるから腹帯用意しなきゃな、等々。

同じ気持ちを夫も感じていたようで、1人目の時より私のフォローに上手に回ってくれていました。

 

良かった③病院・赤ちゃんのお世話のブランク期間が短い

前回の出産から1年ちょっとしか経ってないので、医師や看護師さんとスタート時から既に顔見知りの状態だったのは心強かったです。検診や検査の流れもわかっているので、通院もスムーズでした。特に地雷を踏みがちな助産師さんも、自分が苦手な人は避けるという対策が取れたので良かったです。ひとり目は産後メンタルが本当にきつかったので…。

あとは赤ちゃんのお世話ですね。おむつ替えや授乳は、助産師さんには「もう忘れたので一から教えてください」と言ったものの、気がつけば勝手に手が動き出してました。

初産の時は慣れない授乳に手間取り戸惑いでしたが、さすがに毎年やっているので今回はそういう戸惑いもありませんでしたし。

赤ちゃんのお世話をスムーズにこなすことができ、自分のストレスもだいぶ少なかったように感じます。

 

書き出してみると、良かったことも悪かったことも項目数が同じでちょっとびっくりしました。デメリットの方が多いかなあと思っていたので。

まあね、1人目の時と同じで、産んでしまえば大体のことは忘れますから、ネガティブな記憶自体が割と朧気なんですけども。

ちなみに、デメリットの時はどうやって乗りきったかというと……つわりの時は在宅勤務の夫と実母のヘルプに頼り切りでしたし、産前3ヶ月からは認証保育園のお世話になりました。そうすることで、遊びたい盛りの1歳児を思う存分遊ばせてあげられない罪悪感から逃れてました。

他人の協力があれば、まあ年子育児に限らず、子育て全般そうだと思うんですけれども、子育ては何とか乗り切ることが出来ると思います。でも、私はふとした時に考えてしまうことがあります。長女の可愛い盛りの時、十分に遊んであげられたかなぁ…と。この辺が、年子や双子育児の辛いところなのかなと思ったりします。

なんだろうね、3人くらい産んで、ようやく1人の子どもを悔いなく、余すところなく可愛がれるのではないかな、と思ったりもして。あくまで私の考えですが。