とうきょう年子日記

東京で年子を育てています

出産入院生活の過ごし方

第一子を出産した時、何よりも辛かったことは産後の精神状態の悪さでした。

産後の体が思った以上にボロボロだったこと、運悪く?母子同室初日の日勤の助産師さんが忙しすぎて丸一日放置されて不安になったことでかなり追い詰められてました。

ホントに何もレクチャーなかったんですよね…。「どうしよう何も分からない」「おむつってどうするの?」「授乳ってこんな感じでいいの?」とオロオロと過ごしました(オムツの替え方はYouTubeで検索した)。

肌着の着せ方も分からなくて、着せ方を聞いたら夜勤の助産師さんに冷たく当られたり…。今日何してたの的な言われ方はキツかったなあ。

産後あるあるかもしれませんが、助産師さんとの相性が悪いとモロにメンタルに影響出ます。新入社員がお局にいびられる的な?笑

 

2日目にして、子育てができない、なんて私はダメなんだと泣きながら夫に電話したり。

よっぽど追い詰められてたのか、入院中の赤ちゃんが寝た時間は、新入社員のごとく赤ちゃんのお世話のメモを書きまくる日々を、昨日の事のように思い出します…辛かったー

 

さらに退院前~退院後は、まさかの夫が退院前日にお迎えをドタキャン&義母のミルクハラスメント(授乳をジロジロ見られて、すぐに「ミルク足したら?」を言われ続ける)などがあり、またまた情緒不安定に。

 

第一子は自分の体と心が落ち着くまで結構時間がかかりました。

 

なので、今回の出産時の入院は、自分の心身を追い詰めないようにすることを優先させていました。とにかく休む、リラックスして過ごすことを大事にしました。

やっぱりこういう時、既に経験していると心がまえができて楽ですね。

 

今回は私の出産時の入院生活の過ごし方をお話します。

 

 

産院で心がけていたこと

①とにかく休む

前回は入院したらすぐ荷物の整理をしたり、メモを整理したりと横になっている時間が短かったので、今回はなるべく横になるようにしました。

入院時に荷物の整理はしない。退院する前にどうしても整理をしないといけない時だけ、10分だけとか時間を決めてやってました。始めると永遠やってしまいそうなので。

スマホを見ない方がいいのも分かっていたのですが、興奮して寝付けなかったり、TwitterやLINEで気持ちを吐き出してる方が気分が楽になることもあったので、横になってスマホをさわってたりしました。

 

②赤ちゃんとの生活に慣れる

とにかく休む、と相反するようですが、今回は夜の赤ちゃんのお世話もなるべくするようにしました。

私がお世話になった産院は、お母さんが辛い時は赤ちゃんを夜預かってくれます(最低1日は必ず母子同室)。

前回はメンタルが追い詰められていたこともあり、1日しか夜も一緒にいなかったのですが、今回は母子同室3日間のうち、1日はずっと一緒、2~3日目は深夜1時の授乳を終えてからナースステーションで預かってもらうことにしました。

夜預けなかった理由は、困った時にすぐ誰かに聞ける環境を貴重なチャンスだと思っていたから、です。

実は長女の時、退院して早々、深夜に何をしても泣き止まず困ってしまったことがあって。苦しそうなのかどうかも判断できなくて、#8100に電話して聞いたりしたことがあったんですよね…。結局その時は、夜が明けたのを待って、娘を産んだ産院に電話し、「ミルク増やしましょう」とアドバイスいただきたら即解決したという…。経験値が低いまま退院すると自分が困るのかも、と思ったエピソードのひとつです。

夜のお世話は疲れるから、病院でしか休めないから、という理由で預けるより、困った時にはプロに聞けるんだから早いうちから慣れた方が今後メリットがあると感じました。

あと、産後は身体の疲れは勿論ありますが、どちらかといえば精神的に興奮状態にあって、なかなか寝付けないと知っていたので、赤ちゃんのお世話をしていた方が余計なことを考えなくて済むと思ったこともあります。

ただし、私はとにかく合わない助産師さんに当たるとストレスが溜まるとわかっていたので笑、夜勤の助産師さんが誰かを確認して、自分の体調と相談した上で今夜預けるかどうか決めてました。

その甲斐あって、夜お世話して経験値を積めると同時に、睡眠時間も4~5時間は確保出来たし、心身にもそんなに影響なかったし、自分には合っていたのかなあと思います。

(もともと長女が毎朝5時に起きていて、早起きに慣れていたというのもあったのかも)

 

③リラックスグッズを使う

「あー癒されるなあ」と思えるようなグッズを多めに持っていきました。

前回、ちょっとお高いシャンプーとコンディショナーを持っていったら予想以上に癒されたんですよね。

今回は、シャンプー&コンディショナー(ラカスタ)、化粧水&乳液(イグニス)、めぐりズム、ハーブティー、水出し用のお茶とタンブラーを持っていきました。

ハーブ系の香りはとにかく癒されていいですね。あと、お茶も持って行って良かったです。授乳中は喉が渇くし、飲みなれたお茶はやっぱりほっと出来ました。

 

④骨盤ベルトをすぐ使う

第一子の時は、骨盤ベルトを持っていったはものの、入院中使ったかあまり記憶がないのですが、今回はちゃんと使いました。

第一子の時、退院してからすっっごい腰が痛くなったんですよね。というか、骨盤がバカになってたというか…立ってても座ってても痛くて。寝てても痛いけど、寝てるのが一番マシという。

病院から入院時に渡されるお産セットの中に、簡易骨盤ベルトが入っていたので、産後すぐからそれを使いました。

そのお陰か今回は前回あった腰痛が軽減しました。

産後はホントに体の色んな所が痛むので、痛みが少しでもマシになるのはありがたいですね。

 

助産師の言うことを信じすぎない

これは前回も今回もそうだったんですけど、助産師さんって本当に人によって言うことが違う!特に授乳。

赤ちゃん一人ひとりが違うから、授乳のやり方・あげ方も人それぞれなのはわかりますが、人によって言うこと違うと混乱しますよね。

前回は授乳そのものが初めてで、助産師さんの言葉に従うしかなく、そうすると人によって言うことが違うので「結局どうしたらいいの?」と混乱してかなり精神的に辛かったです。

今回は、前回授乳についてかなり悩んで自分なりに大まかな授乳方針みたいなのがあったので、基本的にはそれに沿ってやって、わからない点や不安な点のみを相談するようにしました。自分の方針と違う意見は、基本的には受け流しました。

基本は母親(自分)と赤ちゃんの幸せだと思うんですよね。母親と赤ちゃんがハッピーに過ごせるのが一番だと思うので、そこから逸れたアドバイスはただ親子を苦しめるだけのように思います。しかも大体そういう人って口は出すけど手は出さないし…(授乳がうまくいかないのを軌道にのせるコツは、アシストしてもらいながら回数をこなすことだと思うので)。

助産師さんに、自分とは違う意見のことを言われたら、そういう考えもあるのね~と思って聞き流しておきました。今回はそういう風に受け流せたので、必要以上に不安になったり疲れすぎたりせずすみました。

 

気楽に過ごしましょう

1回目も2回目もそうなんですけど…入院中は、早く帰りたいなあって思ってたのに、退院してからしばらくすると、あー産院に戻りたい!って思うんですよね笑

産後のホルモンで心身ともにボロボロすぎて、そのメリットを味わえないだけで。

初産の場合は特に、初めての赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいかと思いますが、一番いいのは気楽に過ごすことだと思います。

産後の疲れた体を十分に休めて労わってあげてください!