とうきょう年子日記

東京で年子を育てています

産院選びについて

産院予約はいつしたか?

産院の予約をしたのは6wでした。

妊娠検査薬で陽性が出て病院に行き、胎囊を確認してから2、3日後だったと思います。心拍確認もまだでした。

今思うと自分の行動の早さにビックリしますが、「野良妊婦になりたくない!」一心だったように記憶しています。

当時の記憶があやふやなのですが、初めての受診の後に受付で出産予約の話をされたような気がします。その時に、枠が埋まったら受付終了(当院では出産できません)ということを言われたような…。

そこで初めて、(そういえば私はどこで産むんだろう?)という思いにいたりました。

それから検索魔となり、どうやら都内の産院は早めに予約しないとまずそうだなということを理解しました。それまで産院選びなんて考えたこともなく、情報も全然持ち合わせてなくて、かなり焦りました。

もともと、出産した病院はかかりつけにしていた産婦人科でした。生理痛が重くて、藁にもすがる思いでピルをもらいに行ったのが受診のきっかけです(ピルは副作用が酷くて、3周期くらいでやめましたが)。

以前にかかった産婦人科や健康診断の産婦人科医にひどい対応をされたことがあり、ピルをもらいに行く時の病院もかなり必死になって探しました。

私がお世話になった産院は、職場と自宅の中間くらい、土日も診察してくれて働いてる私には大変通いやすく(夫も付き添いやすい)、何より先生が優しかった…。

そんなわけで、妊娠してるかも?という時も、どこの病院で産もうなんて考えはまずなしに、自然にかかりつけの病院を受診したのです。

病院探しで考えたこと

どこの病院で産むか?を改めて考えた時、私の頭によぎったのはこんなことでした。

  • 無痛分娩希望(できれば24時間対応)
  • 先生がやさしい(怒らない)
  • 入院中のご飯がおいしい
  • 個室、できれば部屋食
  • 母乳信仰すぎない
  • 母子別室も可能

産んだ病院は、食事が食堂ということ以外はすべての条件を満たしていました。

迷わずここに!と思うところですが、他にもいくつか考えなければならないことがあったため、即予約にいたりませんでした。

理由①:引越しするかも?

当時、私と夫が暮らしていたのは、独身時代に私が住んでいた広めの1DKのアパート。

広めといっても、あくまで一人暮らしするには程度なので、子どもが産まれたら引っ越す可能性がありました。

どこに引っ越すかわからず、産院が通えない・通いにくいところになる可能性もありました。

理由②:里帰りする?

そんな時に頭を過ぎったのが里帰り出産です。

ただ、里帰り出産もやはり問題がありました。

実家に空いている部屋がないこと、家族との折り合いが悪く、里帰りしたら逆にストレスが溜まりそうでした。実家の徒歩圏内には綺麗な施設で評判の良い産院もあったのですがね…。

正直、里帰り出産するかどうかは最後まで悩みました。

 

結局選んだのは…

結局、通院していた病院に分娩予約を入れました。

分娩予約には手付金が要るのですが、仮予約という位置付けなのでさほど高額でなく、万一ほかの病院に行くことになっても手付金が惜しくないこと、また、たとえ引っ越したとしても立地的に劇的に交通の便が悪くなることはなかろうと判断したからです。

里帰りするかどうかは予約の時点ではまだ迷っていました。でも産んでから実家に帰るでもいいし、実家の近くの病院で産む場合はもう少し猶予がありそうだったので、とりあえず分娩先を確保しておくのが良いかな~と思いました。

結果論ですが、引っ越し先の方が自宅と産院は近くなりましたし、里帰りしなかったことで夫とは育児を最初から共有できたし(里帰りしなかった話はまた今度したいと思います)、あの病院にしてよかったなぁと思っています。

産院選びの基準は人それぞれかと思いますが、私の場合はこんな感じでした。

 

 

おまけ①:産院と自宅の距離について

これは妊娠中に何度か疑問に思ったことなのですが…

引越し前の自宅と病院は、電車で15分という距離でした。

分娩予約した時は、これが遠すぎなのか良く分からず、(やっぱり普通はもっと近い病院に予約をいれるものなのかな?)と疑問に思っていました。

全てを終えた今だからこそ思うことですが、遠いか近いかでいえば遠かったなと思います。車だと30分くらいでしたし。もし突然陣痛がきたら車で30分耐えられただろうか?と思います。

分娩予約時に通院時間を聞かれるので、通院時間が長いと正産期がきたら配慮してもらえるのかもしれないので、そう不安に思わなくてもいいのかもしれませんが…。

あと、つわりの時は電車に乗るのが本当にしんどくて、正直通院できないと思いました。気合いで、気持ち悪くない隙を見計らって、えいっと電車に飛び乗ってた記憶があります。その時ばかりは徒歩で行ける病院がよかったなあと思いました。

おまけ②:入院中の食事について

私の産院は部屋は個室でしたが、食事は食堂で皆一斉にとる形でした。

最初は食事を食堂でとるのは嫌だなあ…と思っていましたが、実際入院生活を過ごす中で、新生児育児に必死すぎて嫌とか思う暇がなかったというのが正直なところです。

ただ、みんなが同じ空間で食事をしているのに、常にシーンと静まり返っていて、少し不気味だなと感じました。

色んな状況の人がいるので、必ずしもみんながみんなお話したい気分の人じゃないという配慮だったのかな、と思いますが、もう少し他の人と赤ちゃんのことを話してみたかったように思います。

赤ちゃんは自分の子どもを毎日見ていますけど、他の赤ちゃんを見る機会ってほとんどないんですよね(今もない…)。